Aika Takeshima
  • HOME
  • ABOUT ME
    • ABOUT ME (ENGLISH)
    • ABOUT ME (日本語)
    • REEL 紹介動画
    • PRESS
  • WORKS
    • OWN WORKS→
      • ‘DIFFERENCES’
      • ‘LET ME EASE OFF’
      • ‘RELEASE’
      • ‘Walking On Music’
      • ‘REFUNKISM’
    • sarAika’s Work →
    • COLLABORATIONS→
      • ‘HOME’
      • ‘That’s Life’ – Directed by Sara Pizzi S|R|P|Z
      • ‘CHROMA’ – DIRECTED BY SARA PIZZI S|R|P|Z
      • ‘WHO DREAMED WHO?’
      • ‘Free Spirit’
      • Cirque du ballon-シルク ドゥ バルーン―
  • sarAika
  • GALLERY
  • ARTICLE 記事
  • Contact
  • DEI
LGBTQIA+

LGBTQIA+ 多様性を学ぶ理由・必要性 ~幅広い個性の中で生きていく為に~

by Aika Takeshima 3月 30, 2021
by Aika Takeshima 3月 30, 2021
Share 0FacebookTwitterPinterestEmail
1.5K

目次

こんにちは。
「一人でも多くの人が、もっと自由に、そして自分自身の可能性にどんどん気付いていってもらうことを使命とする、ダンスアーティスト/ライター/活動家」のアイカです。

時代の変化に伴い、「多様な人材を積極的に活用しましょう。」というダイバーシティ経営、女性の社会参加、LGBT研修などへの関心が高まってきています。

この記事を読んでくださっている皆様は、もう既に関心をお持ちの方々か、

「なんだか最近すごく多く聞くようになったなぁ。」
「人権などに関することだろうし、きっと大事なトピックなんだろうな。」

と感じてらっしゃる方々かと思います。

でも、なんで?

「そこまで大事なの?」
「学んでも、、、非当事者の私たちが得することはあんまりないよね?」
「当事者の方々にとって大事なのは分かるけど、、、私も自分のことで色々忙しいんですよね。。。」

という疑問をお持ちの方もいらっしゃるのではと思います。

しかし、、、

当事者・非当事者関係なく、全ての人々の為になるのです。

たくさんの幅広い個性と共存していく事になる将来の社会に柔軟に対応し、なおかつ活躍していく為に。

ということでこちらの記事では、「多様性を学ぶことで一体どのような効果を得られるのか。」についてお話していきたいと思います。

▽今とこれからの社会=「何これ!?」の連続

国際化。
外国人観光客の増加。
少子化による労働者不足で外国人労働者の増加。

社会は日々変化しており、人種のみならず、様々な文化、宗教、考え方、見た目、ジェンダー、セクシュアリティを持つ方々と触れる機会が多くなってきました。

この流れは止まることなく、将来は今よりももっと人々の交流が盛んになっていきます。それに伴い、更に新しい文化、宗教、考え方、見た目、ジェンダー、セクシュアリティが生まれていきます。

つまり、

「なんだこれ!?」
「なんでこうなる!?」
「なになに、どういうこと!?」



と、驚く機会が増えてくるということです。

あなたにとっての当たり前が、当たり前ではなくなっていく。
いままでの「普通」が通らなくなる時がくる。
自分の知っていた世界に急に知らない文化が飛び込んで来る。

そのような、「何これ!?知らなかった!自分/今までと全く違う!」
という、新しいタイプもしくは理解出来ない人やモノと出会った時に、イチイチ驚いてストレスをためていたら疲れ切ってしまいます。

なぜなら、どんどん新しい人と関わっていく社会になるのですから。

もしくは、

「嫌だ!関わらない!」

と完璧に遮断してしまったりしては、そのあなたの知らない世界(国だけでなく考え方や見た目も含め全般)を知る機会を失ってしまいます。

(ものすごくおいしい料理とか、新しいビジネス観点とか、人脈とか、、、無数にある、自分の知らない世界。)

そして何より、社会から取り残されます。

なぜなら、社会の流れ自体が、「様々な人と交流を持っていく」流れなのですから。

▽じゃあどうすれば良い?=iPhoneの様にアップデート。

上記のようにこれは世界規模の流れなので、いくら止めたくても、残念ながら止めることはほぼ不可能です。

それではどうすれば良いのでしょうか。
それは、iPhoneのように自分をアップデートしていくことです。

上手くバランスを取りながら自分をアップデートして、その社会で上手く対応できるようにしていく。

その方が、世界全体を一人で変えるよりもはるかに簡単で、効率的ではないでしょうか。

iPhoneは最新のものを買ったり、バージョンを最新のものにアップデートした方が、性能もセキュリティも良いですよね。

iPhoneも最初はコピー&ペーストさえ出来なかったし、アップルストアも無かったし、もちろんSiriや指紋認証機能もありませんでした。

アップデートを繰り返し続けて、今のような便利な製品になりました。
これからも社会の需要や、新しいウィルスやハッキングに対処する為にどんどんアップデートをし、更に素晴らしい製品に進化していくことでしょう。

そしてこれは私達も同じで、時代に合わせてアップデートしていった方が出来ることも増えるし、自分自身を守っていくこともできます。

・新しいことを学んだり時代の流れをキャッチすることで、新しいアイデアや素晴らしい商品が生まれます。(=性能アップ)
・「今までの考え方では対応出来なくなってきたな。どれどれ、新しい考え方というのはどういうものなんだい?」と、自分と違う新しい考え方を少し覗いて見ると、ストレスを貯めずに物事に対処していくことが出来ます。(=セキュリティアップ)




そこで以下からはまず、教育関係・子供たち・企業の3つの観点から、多様性を学ぶ理由と必要性、多様性を取り入れることで得られる効果を見ていきます。そして最後に、「それは全ての人々にとって必須です!」というお話をさせて頂きます。

▽教育関係者が得られる効果


①様々な背景を抱えている子供たちを、いじめや誰にも言えない事からくる苦しみなどから守ることが出来ます。

➁子供たちが、多様な個性に対応していく必要がある今後の社会で活躍出来る土台を作っていけます。

いわずもがな、家の中で抱えるストレスや学校でのいじめから生徒を救う為に、先生の力はとても大きいです。

また、「同性を好きになる。」「指定された性の制服が嫌でたまらない。」「親がいないから、家族についての作文やおしゃべりに皆と同じように参加出来ない。」など、自分が周りの大多数と違うと感じることからくる不安。

「自分は何者なの?おかしいの?」という感覚。



自分が周りと違う事に対する不安はとても大きいものですが、それでも先生が「色んな人がいる。」ということを理解し、普段から生徒達に伝えていれば、その生徒は安心します。

自分のジェンダーやセクシュアリティに悩んで自信を無くす子。ふさぎこみ、孤立する子。自殺をしてしまう子供もいるのですが、たった一人でも受け入れてくれる先生がいると知っていたら、自殺にまで至るケースは防げるかもしれません。

当事者以外の他の生徒たちも、「そういうものなんだ。(社会には色んな人がいるものなんだ。)」と思うようになります。

また冒頭にもありましたように、今後はたくさんの個性の中で生きていかなければならない社会になります。子供の頃から「色んな人がいる。」ということを真に理解していれば、初めて出会う新しいタイプの人に動揺したり怒りが爆発することなく、上手く柔軟に対応していけるでしょう。

つまり教育関係の方々は多様性を学ぶことで、子供たちをより強くサポートしていけるようになる効果が期待出来ます。


▽子供たちが得られる効果

もっと多様になる将来の世界で活躍していく準備が出来ます。


上記の教育関係の項にもありますように、多様性を学ぶ事は、将来もっと国際的になって多様な人々と関わって行く為の準備となります。
そしてここで重要なのは、多様な人々と上手くやり合っていくのは、決して簡単なことではないということ。準備や心構えが必要なのです。

良い例が、様々な人種が集まるアメリカ。
テクノロジーや医療やアートや映画やミュージカルなど、あらゆる業界において世界最先端が生まれるのもアメリカです。それは、様々な人達がアイデアを出し刺激しあっているからこそ。色んな才能が集まってお互いに協力しあっているからこそです。

そんな才能と魅力の溢れる自由の国アメリカですが、人種問題があるのも事実です。
皆様もご存じのように黒人差別や、最近ではアジア人差別など。


つまり多様な社会というのは、それだけたくさんの「違い」があるということ。
「違い」は良い効果を生み出しもするのですが、「違い」はまたストレスや憎悪をも生みやすく、バランスを取るのがとても難しいのです。

そこで、
「違うのが当たり前。それで良い。皆同じ人間。」という基本姿勢や、
「違う考え方の人々と上手くやっていく方法。」などのテクニック。
これら身につけていないと、良い効果を生み出すどころか、単にストレスがたまっていくだけなのです。

ですので、学校で多様性について学ぶ事は、将来活躍していく為にとても大きな効果が期待出来るのです。

私はニューヨーク在7年目ですが、特に最初の頃は色んな価値観を持つ人々と一つのプロジェクトを行う時に結構疲れました。なので、ぜひとも今の子供たちには早くから、「色んな人がいる。でもそれで良い。」という心構えを持って欲しいなと思います。将来彼らが活躍していく為に。

こんな風に人種や見た目や年齢など関係なく、皆で協力して生きていきたいですね。


▽企業が得られる効果

①顧客&従業員の個性を理解することにより、その人にあったものを提供できたり、能力を引き出せます。


➁無意識にしてしまっている多様性を認めない言動によって、今後大切な顧客や有能な社員を逃すリスクを減らす事ができます。


③企業イメージ&社員のモチベーションアップで、もっと多くの人に愛されるようになります。有能な人材からの応募も増えます。

・顧客

より良いサービスを提供するには、客の立場に立つのが原則。
ということは、多様化してきた社会では、多様な客の立場に立つ=多様な心理を自分事として真に理解しなければ客に満足してもらえるサービスが出来ないどころか不適切な対応さえしかねません。

誰だって、自分の事を理解してくれていて、より適切なサービス・嬉しいケアをしてくれる所を選びますよね。

具体例:カップルプラン。
同性でもOKなカップルプランにしたり、温泉旅館の色浴衣貸出付きカップルプランを「男女どちらの浴衣でもお選び頂けます。」と一言添えてみたり。それだけでも、新たな顧客層を増やすことが期待出来るでしょう。

フレンドリーなサービスが良い人もいれば、、、

きっちりなサービスが好きな人もいます。
一人しっぽりと出来る所を選ぶ人もいれば、、、
皆に認めてもらえる確信がある場所を選ぶ人もいます。

少し話がそれたかもしれませんが、このように様々な客のその時の立場・心情をより理解する事が出来れば、より良いサービスを提供しやすくなりますね。


・社員

発言者本人に悪気はなくとも、LGBTQIA+当事者を傷つける言動は頻繁に起きています。
(同性愛者の男性社員に対して、「俺の事好きになるなよ~!」と言ったり。)
からかわれることも、未だにあります。そのような不快な職場環境であれば、当事者社員は辞めていくか、少なくともモチベーションが上がることはあまり期待出来ないでしょう。

逆に、当事者にとって働きやすい環境であれば(不適切な言動をしない、制服や呼ばれ方など選択の自由、福利厚生など)、当事者社員は会社に感謝し、モチベーションもアップ。会社の利益にも繋がっていくでしょう。

また、優秀な人はもちろん風通しが良く、働きやすく、自分の能力を更に伸ばしてくれそうで、待遇/福利厚生の良い所に行きます。

“多様な個性を尊重しています!”とか、“LGBTフレンドリー”というイメージは(アップルやグーグルなど)、その他全ての福利厚生、社員をケアしているという良いイメージがあるので、優秀な人材からの応募も見込める事でしょう。


・企業の成長

このように、企業が多様性を学び取り入れれば、顧客と従業員の満足度が高まり、売り上げも上がるし生産性も上がります。会社全体の成長に繋がる効果が期待出来るのです。

(*企業が得られる効果は多岐に渡りますので、更に詳しくは別記事にしたいと思います。)


▽まとめ。全ての人の為に。

社会は今後もずっと変わっていきます。それは決して最近の話だけではなく、地球が出来てからずっと、社会は変わり続けてきました。
昔は効果があった法律や考え方も、時代にそぐわなくなればアップデート(改正/廃止)されてきました。

なので、アップデートは決して悪いことではなく、必要なことなんです。

上記にあげた教育関係者や子供たちや企業だけではなく、あらゆる職業、主婦(夫)、退職された方々、皆様この社会の一部です。
どこかに買い物やお出かけにいくだけでも、「なんだこの人は!?」とびっくりするような人に遭遇することもあるでしょう。自分の子供や孫や知り合いにLGBTQIA+の方がいることもあるでしょう。

ですので、自分とは全く違う、たくさんの幅広い個性と共存していく事になる将来の社会に柔軟に対応し、なおかつ活躍していく為に、多様性を学び理解することは誰にとってもと大切なのです。


「何これ!?知らなかった!自分/今までと全く違う!」
という、新しいタイプもしくは理解出来ない人やモノと出会った時に、
「じゃあ自分はどういう風に動けば良いのか。」を自分で考えて行動していく力の取得。

それが真の多様性の理解であり、それが、一人一人がより生きやすくなる社会に繋がるのです。

これからも、そんな社会を目指して。
様々な角度から発信して参りたいと思います。

私とトランスジェンダー俳優小川弦之介君による「LGBTQIA+体験型ワークショップ」も、絶賛準備中です!出来ましたらこちらでもご連絡させて頂きます!

それでは本日はこれにて失礼致します。最後までお読みいただき、ありがとうございました☆
皆様、良い一日をお過ごしくださいませ☆

Aika.

Share 0 FacebookTwitterPinterestEmail
Aika Takeshima

previous post
日•米•伊コラボダンスフィルム”HOME” ~あなたのHOMEは、あなた自身の中にある。~
next post
バレエとは~宮廷ダンスからハードロックバレエまで~

You may also like

【関西テレビ 新...

6月 19, 2021

文章作品 ...

4月 28, 2021

About Me

About Me

Aika Takeshima 武島アイカ

Dance artist, and certified DEI practitioner with the mission to help people find more freedom and possibilities in themselves using my movements, words, and passion. 一人でも多くの人が、もっと自由に、そして自分自身の可能性にどんどん気付いていってもらうことを使命とする、ダンスアーティスト/認定DEIプラクティショナー。自身の身体と、言葉と、パッションを用いて。

Keep in touch

Facebook Twitter Instagram Youtube Rss

Recent Posts

  • FAUSTINE LAVIE ~ARTISTS IN NYC~

    6月 29, 2022
  • モダンダンスとコンテンポラリーダンス② ~モダンダンスとは~ 日本語初・主要ダンスまとめwith動画。

    4月 7, 2022
  • モダンダンスとコンテンポラリーダンス① ~特徴&知る意義~

    3月 31, 2022
  • Sara Pizzi ~Artists who change the world~

    9月 8, 2021
  • ジャズダンスとは ~クラブパーティーダンスだった~

    7月 13, 2021

カテゴリー

  • ART (7)
  • DANCE (8)
  • LGBTQIA+ (3)
  • その他 Uncategorized (1)
  • Facebook
  • Twitter
  • Instagram
  • Youtube
  • Email

Back To Top
Aika Takeshima
  • HOME
  • ABOUT ME
    • ABOUT ME (ENGLISH)
    • ABOUT ME (日本語)
    • REEL 紹介動画
    • PRESS
  • WORKS
    • OWN WORKS→
      • ‘DIFFERENCES’
      • ‘LET ME EASE OFF’
      • ‘RELEASE’
      • ‘Walking On Music’
      • ‘REFUNKISM’
    • sarAika’s Work →
    • COLLABORATIONS→
      • ‘HOME’
      • ‘That’s Life’ – Directed by Sara Pizzi S|R|P|Z
      • ‘CHROMA’ – DIRECTED BY SARA PIZZI S|R|P|Z
      • ‘WHO DREAMED WHO?’
      • ‘Free Spirit’
      • Cirque du ballon-シルク ドゥ バルーン―
  • sarAika
  • GALLERY
  • ARTICLE 記事
  • Contact
  • DEI