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ダンス

DANCE

モダンダンスとコンテンポラリーダンス② ~モダンダンスとは~ 日本語初・主要ダンスまとめwith動画。

by Aika Takeshima 4月 7, 2022
written by Aika Takeshima

目次

皆さんこんにちは。

本日は、なんやよく分からないこの2つのダンスについてシリーズ②~モダンダンスとは~です。

モダンダンスやコンテンポラリーダンスについて、日本語で簡潔&動画つきで一気にまとめて説明されたものはなかなかありませんので、是非ご一読下さい☆モダン/コンテダンサーなら、更に読んで欲しいです!

前回の ”モダンダンスとコンテンポラリーダンス①” では、導入としてそれぞれのざっとした特徴や定義と、知る意義についてお話させて頂きました。

「モダンもコンテも一緒じゃない!?」

というかなりあるあるな疑問にもお答えしています。

なので先にこちらを読んで頂いた方が、本日の記事もすっと入ってきやすくて良いかなと思います☆そちらも是非ご覧下さい☆

モダンダンスとコンテンポラリーダンス① ~特徴&知る意義~

目次 「モダンダンスって、ちょっとカジュアルにしたバレエでし

Read More »

モダンダンスとは ~定義~ 

モダンダンスにも時代(初期、中期、後期)や振付家によってスタイルや捉えられ方が違うのですが一文で表しますと、

19世紀末~20世紀中頃に
「もっと自由に躍らせろ!表現させろ!」と、
ルールの多いバレエに
反発して出来た
自分の内面を表すダンスと、
それを引き継いで更に進化したダンス。

となります。

モダンダンスとは、「こういうステップや技があればモダン!」というような踊りの特徴に対してつけられた名前ではなく、このように考え方や取り組み方や時代に対してつけられた名前です。

現在の世界では上記のオリジナルとは違い、コンテンポラリーダンスをするなら必須とされている、「上達の為のテクニック、メソッドダンス」と捉えられる事が多くなっています。
モダンダンサーは高スキルと素晴らしい筋肉の持ち主が多いです。

モダンダンスは、大きく以下の3つに分けられています。

  • パイオニアの初期
  • テクニック、メソッドの確立やスクール化の中期
  • 抽象的、挑戦的、実験的になった後期

それぞれを代表的な振付家と動画をご紹介しながら、簡潔にお話させて頂きます。

モダンダンスの歴史

~パイオニアの初期~ 当初は斬新でワオ!!だった。

パイオニアの初期:1880~1920頃

第一次世界大戦や産業化、社会経済の急激な変化もあり、人々の価値観や生活スタイルも大いに変化した時代。もっと自由なダンス、女性の解放・自由が求められ、主に女性ダンサーにより新しいダンス=モダンダンスが生まれました。

<Isadora Duncan モダンダンスの母>

モダンダンスの母と呼ばれているIsadora Duncan。
自由と、より人間らしい感情を表現出来るダンスを求めて、一番最初にバレエでは当たり前とされていた事をぶち壊したダンサーと言われています。
彼女はトーシューズとコルセットを脱ぎ捨て、髪をほどき、裸足、緩やかな衣装で踊り始めた一番最初のダンサーでした。
これはもう、当初の人々からしたらものすんんんんんごく新しくて、ワオ!!!なダンスでした。

<Loie Fuller シルクの衣装と舞台照明>

ちなみに彼女は貧しい家庭を助けるため、なんと5歳から近所の子供達にダンスクラスを教えていました。

その後、彼女はバーレスクやサーカスショーなどエンタメ界でダンスをしていました。

そして更に後に、彼女は独自の自然な動きやインプロビゼーション(即興)ダンスのテクニックを生み出し、長いスカートや照明を巧みに取り入れた作品作りをしていきました。

シルクの衣装にも映し出される彼女により計算された照明デザイン。

モダンダンスと舞台照明のパイオニアとされています。

 

「正解・不正解のルールを他人に決められる人生ではなく自分のルールに沿った人生を歩みたい。」

「ダンスはエンターテイメントのみではなく、芸術であるべき。」

そう考えていた彼女が求めていたのは、新しくて全く異なるダンスでした。

なので、「バレエはルールが多すぎる。」とし、バレエ好きではありませんでした。

「バレエは醜く、自然に反している。」とまで言うほど(!)

彼女は、自然で自由な“今時な=modern”ダンスを踊っていたのです。

<Ruth St. Denis 中東やアジアなど異文化の融合>

彼女は東洋の文化・哲学を取り入れた独特の振付作品を披露し、当時の人々を魅了しました。

その魅了された人の1人が、後の夫となるテッド・ショーン。(ダンサー)

そして2人はDenishawnというダンス学校を創設。裸足で行われるバレエを元にしたメソッドを確立し、今につながるモダンダンスの基盤を作りました。

なんと教え子にはこの後紹介します、マーサ・グラハムも含まれます!

このように彼女たちがパイオニアとして、その後現在に至るまでのダンス形成・ダンサー輩出に大きな貢献をはたす活躍をしていました。

彼女たちは皆、自分達の内面、複雑な感情全てを表現出来る、“今までに無い方法”を見つけようとしたんですね!

バレエのルールを守るのではなく、全身を使って自由にクリエイティブに。

モダンダンスの歴史。

~メソッド化の中期~ 現在も重宝されているスタイル

メソッド化の中期:1920~1945頃

パイオニア達の下で学んだダンサー達によって、更に独自のスタイル、現在でも世界的に重宝されているテクニックやメソッドやスクールが確立された時代です。

それが、モダン/コンテンポラリーダンス界で超有名な、Martha Graham(グラハム)とLester Horton(ホートン)達です。

<Martha Graham コントラクション&ドラマチックなグラハムテクニック>

先ほどのパイオニアの一人、Ruth St. Denisたちのダンス学校Denishawnで学んだ彼女。
モダンダンスを更に一つ上のレベルにまで持っていき、世界中のダンサーに影響を与えた(現在も)最も有名、重要なモダンダンサーです。

グラハムの3大要素には、

  • コントラクションとリリース(上半身を後ろに引込めてカーブする姿勢とそこから元に戻る事)
  • スパイラル(ねじる)
  • 重力を利用しての床への落下

があり、コアの力を強くする事が出来るテクニック。全ては感情や過去の経験など自分の内面をより強く、自由に表現する為(ドラマチックに!)のものでした。
その為にダンサーが確固たるトレーニングを積んでいる事は彼女の信念では絶対不可欠で、「トレーニングのみがあなたに自由を与える。」とも述べている程、テクニックの重要さを唱えていました。なので日々の鍛錬にはなかなか厳しかったようです。

(↑ クラス風景)

(↑ 実際のパフォーマンス。ドラマチックかつすさまじいテクニックです。)

<Lester Horton 身体を強くかつ柔らかくするホートンテクニック>

彼も、Ruth St. Denisに大きく影響を受けた一人。

強靭さと柔軟さとバランス力を養う事が出来るテクニック。
解剖学とネイティブアメリカンやその他のダンス(日本も入っています)を元に、どんなダンスにも通用出来るように作られたメソッドで、フラットバックやTの字エクササイズなどが代表的です。

これらのエクササイズはものすごくきついのですが、
「うわ!すごく効いてる!効果ありそう!絶対強くなる!あ゛~横腹~~~!!バランス~~!ムズイ~!!」と、
即実感出来ます。きついですが。笑

彼の生徒の一人が、NYを拠点とする世界的に有名なAlvin Ailey。Hortonの死後彼のカンパニーを引き継ぎ、現在のAlvin Aileyカンパニーの作品にもホートンテクニックが基盤として採用され続けています。

(↑ クラス風景)

(↑ Alvin Aileyダンスカンパニーの作品”Revelations” より。1’50からのソロはホートンテクニックらしさがすごく出ていて圧巻です。)

モダンダンスの歴史。 

~抽象化した後期~ 後のコンテンポラリーダンスに繋がっていく。

抽象化の後期:1945~1960頃

抽象的、実験的になって後のポストモダンやコンテンポラリーダンスへの架け橋となりました。

<José Limón 重力と呼吸の利用でふわっと流れるような自然なリモンテクニック>

José Limónは、中期に活躍したモダンダンサーDoris HumphreyとCharles Weidman(共にRuth St. Denisたちのダンス学校Denishawnの生徒&カンパニーダンサー)に学びました。

彼は、全身の呼吸、重力や体重の利用を通して、無重力のようなふわっと流れるように動きを繋げるテクニックを作りました。

リモンテクニックの重大要素には、

  • fall and recovery(落下と回復)
  • rebound(リバウンド)
  • weight(体重や重力)
  • suspension(引っ張って伸ばすような動き)

などがあります。

(クラス風景)

(↑ Limonダンスカンパニー “Corvidae” グラハムやホートンより力まず、呼吸や重力を上手く利用して流れるような踊り方です。)

<Merce Cunningam 後のポストモダンやコンテンポラリーダンスに繋がる抽象的スタイル>

Hortonに学びGrahamのカンパニーでも活躍した彼は、コインを投げて裏表で振付を変えたり、物語がある必要は無いとしたり、ダンスとそれ以外(音楽など)が無関係でそれぞれ独立しているとしたり、抽象的なスタイルを生み出しました。

それまでは上記に書いてきたように、いかに感情を表せるかを模索してきたモダンダンスだったのですが、彼が一気に抽象さを取り入れました。
そしてそれが、後のポストモダン(反モダン)やコンテンポラリーダンスに繋がっていくという、ダンス史において非常に重要な人物でした。

コンテンポラリーダンスを説明する上では、「一番最初のコンテンポラリーダンス」や、「Before Cunningham、After Cunningham」と言われる位重要な人物です。なので、彼はモダンダンスではなくコンテンポラリーダンスと捉えられることもあります。

テクニッククラスでは、頻繁に方向を大きく変えるステップなどで空間認識能力を高める事が出来るのが特徴的です。

(↑ クラス風景。1:05:15辺りから、移動しながらの方向転換&バランスが出てきます。ものすごく難しいです。上級、プロのダンサーでもこのようにヨロヨロしている位です。)

(↑ Merce Cunningamダンスカンパニー “CRWDSPCR” & “Quartet”
 無機質&幾何学的であり、動きは揃ってるが曲とは合っていないという不思議な抽象的スタイル)

<Paul Taylor  一番最後のモダンダンス。>

ダンスを始めてたった2年の元水泳選手がダンスコンテストで優勝し、Martha Grahamにその才能を買われ彼女のカンパニーに入団。 
その他にも上述のJosé Limón、Doris Humphreyに師事、そして活躍。

時計を見る、バスを待つなど日常の動きを取り入れたり、「デュエット」という作品では4分間2人共全く動かなかったり、暗くて重い系の時もあれば明るくて笑かせてくる時もあるし、タンゴの時もあればバレエっぽい時もあるし本当に多様。当時には無かった実験的作品を次々に創作し、Martha Grahamに「やんちゃ坊主」と呼ばれていた異端児でありました。

しかしそれが、上記のMerce Cunningamと同様後のコンテンポラリーダンスへと繋げる重要な架け橋となったのでした。

(彼自身はテクニックを作らず、主にバレエの基礎をベースにしていました。)

まとめ

このようにモダンダンスとは、自由を求めて、表現の幅を広げる為に、そしてもっともっと大きく自由に身体を動かせる方法を模索して生まれた、バレエに変わる新しいダンスでした。
⇒”バレエに変わる”なので、日々の練習用にもメソッド化され、ダンサーは高度な技術を養う事が出来るのです。

人々をワオ!と驚かせたパイオニア達の初期。
⇩
そこから学んだダンサー達によって更に独自のスタイル、現在でも重宝されているテクニックやメソッドが生まれた中期。
⇩
更にそこから育ったダンサー達が ”抽象さを付け足して” 独自のスタイルを生み、後のコンテンポラリーダンスに繋がっていく後期。

そしてこの後実は、(上記にも数回出てきましたが)ポストモダンといって、モダンダンスに反対するスタイルが出てきました(インプロ:即興など)。これは名前にモダンと入っていますが「反」モダンなのでモダンダンスとは違います。なのでポストモダンについてはまた次回にお話しさせて頂こうと思います☆

何にでも ”流行り” はあり、今ではもう古いとか、かたっくるしいとか、バレエやん、と思われてしまっている感は否めないですが、当時はものすごく斬新で、「バレエじゃないダンスだ!なんだこれは!?」と人々に衝撃を与え、魅了していたのがモダンダンスでした。

今ではパフォーマンスとしての人気は昔に比べると減ってきていて、そのカンパニーを目指すダンサーも減ってきてしまってはいますが、テクニックとしては今でも世界中で必須とされているダンスです。

特にグラハム(Graham)テクニック、ホートン(Horton)テクニック、リモン(Limon)テクニックは3大モダンテクニックなので、是非とも頭の片隅に入れておいて頂けたらなと思います☆

個人的には、何でもアリになり過ぎてコンテンポラリーダンサーの基礎的技術が落ちていってる感が否めないので、是非とももう一度モダンダンスを見つめ直す事は有意義だと思っています。

おわりに

日本での捉えられ方はもっともっと曖昧で、もしかしたら少し違うかもしれません。それはこのダンスが西洋生まれである事で、生徒さんはもちろんのこと教える側にも知識が正しく回っていないからという事が考えられます。
(例えば西洋人が思っている日本の芸者の定義は、日本の芸者の定義よりも曖昧だったり、何だかお下品なお色気ジャパニーズガールとなっていたりもするように。)

しかし、日本でも正しい知識が誰にでも届くように広めたい思いで、今回はモダンダンスについて西洋基準でお話しさせて頂きました☆

ダンサーではない方からしたら面白くないシリーズかもしれませんが(ダンサーは必須!)、世界では基本的なアート史や舞踊史は一般の人でも割と知っていて、それぞれが自由にアートやダンス鑑賞を楽しんでいます。


「私プロ野球ファンなの。○○○が試合する時はいつも観に行くのよ。」みたいな感覚でしょうか。実際にそういう方々が西洋では客席を埋めています。日本のように、ダンサーや出演者の親戚・お友達だけではなくて。

なので、「一つ趣味でも増やしてみようかな。」と、ダンス鑑賞が皆さんの新たな趣味になってもらえたら、本当に嬉しいなと思っております☆

 

今回はとってもボリューミーでしたがいかがでしたでしょうか?

でもダンスヒストリーの教授になりたいのではなければ、本日こちらに書いていることや、ご紹介した動画をしっかりと見て研究してみるだけでかなり十分かと思います!

ということで、もう一回、二回、三回、何回でも読み直しに来て下さい☆

ここまでギュッと動画付きでまとめられた記事はあまり見ないので、一年に一回とか、辞典代わりにでもおすすめです☆

 

本日も長々とありがとうございました☆

次回はポストモダンについてです☆

モダンダンスとコンテンポラリーダンス② ~モダンダンスとは~ 日本語初・主要ダンスまとめwith動画。

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モダンダンスとコンテンポラリーダンス① ~特徴&知る意義~

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Sara Pizzi ~Artists who change the world~

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ジャズダンスとは ~クラブパーティーダンスだった~

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バレエとは~宮廷ダンスからハードロックバレエまで~

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4月 7, 2022 0 comment
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ARTDANCE

Sara Pizzi ~Artists who change the world~

by Aika Takeshima 9月 8, 2021
written by Aika Takeshima

Table of Contents

Hello everyone.

This is a series of 

“ARTISTS WHO CHANGE THE WORLD”

The first artist for this series  is a conceptual dance artist Sara Pizzi based in NYC from Italy.

When I had the interview with her,  I really amazed by how thoughtful and smart she is, how important the art is to her, and how influential she will be to this society.

This is the beauty and  power of art.

My impression of you is: You are so passionate and decisive in general, but at the same time, you are good at taking care of and dealing with various people. Why? & How?

This is a really accurate question for me, but I have to say that “All that glitters ain’t gold”. I struggle too. About dealing with a lot of people, I’m naturally inclined to help people, I’m generous, I’m a listener. Maybe because the goal of my life is “to inspire people”, so If I can help someone on a small scale or on a bigger scale this makes me happy and peaceful with myself. At 22 years old, I acknowledge that everyone is dealing everyday with their own battles and struggles: everyone deserves a safe place to be listened to, supported, and helped. About dealing with different schedules, employers, work partners: everyone is different, everyone has different strengths and weaknesses, everyone has different opinions and work strategy: the best role I can assume is to accommodate each person’s needs and ways to communicate to achieve the common goal in the most efficient way. 

What do you want to do through your artwork? Why do you create things?

“I don’t think about art when I’m working. I think about life” as Jean Michel Basquiat said, I totally resonate with it. The reason why I create “things” is because I feel in need. The same sensation when you are in front of a mesmerizing sunset, and you feel the need to take a photo. I feel the urge to freeze a sensation-a concept and make it live longer. Giving it more space to exist, breathe, let other people see it, remember about it, think about it. So, this sensation would not live for granted. And this is what I want my art to represent: a documentary of life to preserve the hidden beauty, to let people reflect about our reality, what is in need to stay untouched, and what should be changed. 

Tell me your art style

I am what I dance. My dance is my discovery of my daily range. I’m a product of society, I’m a mirror of my surroundings, I’m an on-going documentary that reminds people to not forget. My art is not beautiful, it is real. It is my social action as a reaction to this world. I don’t want to label my voice, there is nothing to identify: it is only me and my movement that express how I see the world. I can only affirm that there is observation, acceptance, diversity, listening and layers of analysis and comprehension.

You have too many projects at the same time, which I can't handle. How do you manage your schedule? Any tips?

I write down all my projects on a written paper and I see which one has the priority. I try to work on it every day according to all the other commitments I have. All the time I have available I use it to end each project: working at one project one at the time helps me to be more focused and productive. I found interesting and intriguing how the concept of time is remarkably related to the quality and productivity of work: when I feel I have too much time I tend to procrastinate and to overthink about the project. If I have too little time, I tend to let the creativity die by replacing it with the “safe place”. Finding the right balance of having enough time (not too little, not too wide) helps me to produce work with the higher quality. Regardless of the time, no matter the quantity of work, my biggest battle is to not fall into anxiety: therefore, I’ve never taken everything all at one. One thing at the time: we cannot climb a mountain all in one, we can just do one step at the time and with patience we are going to arrive at the top. 

Tell me your struggles or hard things in your life. Is there something that has helped you now?

The biggest struggles in my life are confidence, lacking in love for myself, trust in my ability, and appreciating my qualities. The hardest thing in my life is repairing a broken heart, dealing with people and emotions, to not let external forces influence me in a negative way, to be my own inspiration, light and strength. Those are the things I’ve been dealing with every day since I’ve remembered and still sometimes I’m struggling. The biggest help I’m receiving to overcome those is the help and support of my beloved ones. Knowing I have a small but supportive family, a partner with whom I can share my life along with my thoughts, concerns, needs, makes my soul calm, and loved. Being surrounded by amazing, strong, and inspiring dancers, they remind me that every day everyone is dealing with their own battles, and we are here to help each other. In another hand, when it is a bad day, when people behave to me in an unclear and rude way, I arrived at the realization that it is not necessary my fault: everyone is stressed for other reasons, has their own traumas and past experiences, own battles and daily struggles, specific reasons and needs. The only way to survive is to help each other, understanding, not judging people and yourself too hard. 

Why did you decide to do your artist work in NY?

I did not choose New York, this city chose me. The reason why I’m in NYC is because four years ago a talent scout deduced, I had passion and talent enough to continue and drastically improve my dance studies in one of the biggest and most dreamed cities of this world. The reason why I’m staying is because I’m feeling free to expose myself, to risk, to try, “to connect, disconnect and reconnect”. I projected my intentions and people answered, arriving after four years dancing in NYC, being surrounded by different artists who share my mission that want to create art together. Here I understood my past, I’m seeing my present and I trust in my future. 

What is your dream as an artist and as a person?

My dream is to inspire people with my behavior and my art. Let people reflect, to take a moment to think, to change opinion, to question themselves or to find clarity. Making a shift. Something we are always going to need is the need for change, and I want to be part of this change. I want to remind people that something is in an urge to change, and some others will always stay the same. Remember to not forget. Forget to change. Accepting the manifestation of becoming. An art that should not give answers but create questions. Art for and to people. Extinguish the barriers between art and reality. 

Closing

My dream is to inspire people with my behavior and my art.

Sara Pizzi

This is very powerful.

This is art.

I am sure that this real artist, Sara Pizzi, is going to keep inspiring us, this world forever.

 

 

Thank you for reading! I hope you enjoyed and got inspired by her!

Please stay tuned for the next artist!

 

Aika Takeshima

9月 8, 2021 0 comment
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DANCE

ジャズダンスとは ~クラブパーティーダンスだった~

by Aika Takeshima 7月 13, 2021
written by Aika Takeshima

こんにちは、アイカです。
いきなりですが、皆さんはジャズダンスといえば、どのようなイメージをお持ちでしょうか?

  • キレッキレかつなめらかで美しい。
  • 軸があり、姿勢がよい。
  • バレエからきたんでしょ!?
  • 音楽のジャズとは関係ないよね!
  • ミュージカルやテーマパーク。
  • 安室ちゃん。
  • 武富士。(今の若い子は知っているのでしょうか!?)

たらららっ!!当時一世を風靡したCMです!

などでしょうか?

そうですね。現在のジャズはその通りであります。国内外のアーティストのダンスやCMで見られるダンスも、ジャズダンスに分類される事が多いです。
ジャズダンスとは、バレエを基礎としつつも多様なジャンルの曲で踊られる、ダイナミックさとリズミカルさも兼ね備えたダンスと言えます。

”ジャズダンスとは、元をたどるとクラッシックバレエを基礎としたジャンルです。”

と、割と大手っぽいダンスメディアサイトにも紹介されています。

がしかーーーーーーーし!!!!!

元々はバレエなんて前っ然関係無かったし、ジャズミュージック=ジャズダンスでしたし、振付なんかも特になく皆でわいわい集まって、その時流行ってた音楽(ジャズミュージック)に合わせて即興で、

好きなよーーに踊ってました。

日本のイメージで言うと、バトルとかサークルで、フリーで踊るのが大好きなストリートダンサーが集まった健全なクラブパーティーという感じでしょうか。

 

このように、本当に楽しそう。

音楽を聴くこと
それに合わせて動くこと
その音楽と動きを使って周りの人と同じひと時を過ごすこと

全てが彼らの中では”遊び”であり、社交の場で行われるダンスだったのです。プロダンサーとかではなく、一般の人が楽しむための。

これが今のジャズダンスのルート(の中でも途中)なんです。

少しびっくりではないでしょうか?

動きも全然違うし、大手サイトも“ジャズダンスはバレエ発祥” と言っていますし。

私も昔は、「ジャズダンスってやっぱジャズミュージックで踊るの?」という質問に自信満々に、

「いや、音楽のジャズとダンスのジャズは全く関係ないよ!」


と答えてました。自分ジャズダンスを踊っておきながら。(恥ずかしいっ!!)

はてさて、これに一体全体なにがあって、今のジャズになったのか、さらにその前はなんだったのか、一緒に見ていきましょう!

目次

▽起源〜奴隷制度から生まれたダンス in アメリカ〜

 

起源は、アフリカの民族舞踊です。

奴隷貿易により、大量のアフリカ人がアメリカに連れて来られました。(1619年~)

皆さんもご存じのように、アフリカ人は踊ることが、生活や人生、彼らそのものであり、切っても切り離せないものなのです。

なので、たとえ奴隷として連れて来られ、劣悪な環境であれ、どうにかこうにかして、踊り続けました。

「太鼓が無いなら自分で音だそう!」

そして、手拍子や、身体のあらゆるところをクラップして音を出し、足で床をふみならして踊る、”Juba”と言うダンスが、アメリカで出来ました。

この動画、今のヒップホップにも繋がってるしめちゃくちゃカッコ良いので見てほしいです!やはり文化なので、日本人には出せないかっこよさ!

その後、西洋の音楽とアフリカの音楽がニューオーリンズ(Jazzの聖地と呼ばれています)で出会い、ジャズミュージックが形成。それに合わせて彼らのダンスも、ジャズミュージックで踊るものに進化していきました。


(1870年頃~)
そして、Cakewalkというダンスが誕生⇒ヨーロッパに広まる程の大人気に。

CakewalkはJazzの歴史の中でも重要かつ出来た経緯が個性的なので、紹介させていただきます。

最初は、

“奴隷たちによる、白人オーナーのモノマネダンス”

でした。

金持ち白人たちの上品な所作をパロディ化したものなので、下の動画にあるようにすごく良いお召し物を着て、ちょっとのけぞった感じのダンスなのです。

白人オーナー達も反対どころか気に入り、自分達の家や土地で踊らせ、コンテストを開き、勝者にはケーキを贈呈していました。なので、Cakewalkという名前になりました。

しかし今度は白人たちが顔を黒塗りし、黒人の真似してCakewalkを踊るというコメディショーが、当時大人気だったミンストレルショー(エンタメショー。1830~1900)で行われるようになりました。差別的だったのですが、これが逆にCakewalkの人気に拍車をかけることになりました。

すると次は、その白人の真似をする黒人を真似する白人を真似する黒人が、そのミンストレルショーに出てきました。

このように、お互い良い意味で真似しているのかバカにし合っているのか分からない状態で生まれ、人気が出たダンスでした。

ミンストレルショー自体の人気が無くなり、かわりにボードビル(ショービジネス)が主流になってからもCakewalkは続き、フェスティバルといえばCakewalkでしょ!という地位にまであがりました。
動画の後半にあるように、白人たちもガンガン楽しんでます。

▽Jazzミュージック全盛期でダンスも大盛り上がり

 

1900年代に入ると、ニューオーリンズでのジャズミュージック人気が加速。
それにつられてダンスもどんどん進化し、

  • Black Bottom  in ニューオーリンズ
  • Charleston  in サウスカロライナ

が生まれ、この2つは1920年代の二大ダンスと呼ばれ、もう人種等関係なく大人気でした。

 

そしてこのCharlestonダンスが進化し、Lindy HopというダンスがNYのハーレムで誕生(1928)。1930~1940年代のSWING時代を代表するダンスになりました。
(*SWINGとは、Jazzミュージックのスタイルのひとつ。SING SING SINGとか。)

 

ここまで、全てソーシャルダンス(社交ダンス)でした。上手な人達によるパフォーマンスやショーはありましたが、基本的には皆が集まる社交の場で、皆が楽しむものでした。

(日本ではコンテストのイメージがある社交ダンスですが、元々は人々の交流、コミュニケーション、人と音楽があれば始まるものでした。クラブのような感じです。)

 

このあたりのジャズダンスの動きの面での特徴をまとめてみます。

  • 膝は基本的に曲がってる
  • 少し前傾姿勢
  • 立ち方は大体パラレル。バレエのようなターンアウトはない。
  • リズミカル
  • 細かくて速いステップ
  • 腰や肩などアイソレーションを使ってリズムやアクセントを表現
  • 床との距離が近い/しゃがんだり、床を使う

▽モダンとバレエに出会い、シアタージャズの完成~一般⇒プロのダンス~

 

当時のジャズダンスに魅了されていたのは一般人だけではなく、みっちりとトレーニングを積んでいるモダンダンサーやバレエダンサーたちもでした。

(やっとバレエの名前が出ました!!)

よってここから、以前のような一般の人が楽しんだり、才能ある素人がパフォーマンスをするダンスではなくなりました。

ジャズダンスは、ハリウッド映画やブロードウェイミュージカルに出る為の、みっちりと様々なトレーニング(バレエ、モダン、更にはTapも)を積む必要がある、プロフェッショナルなダンスになりました。

それでは、現在に繋がるジャズダンスに変化した経緯と、重要な人物を見ていきましょう。

▽“シアタージャズの父” Jack Cole(ジャック コール)

 

彼は当時のジャズダンス(上記の社交ダンス)と、モダンダンス(バレエダンサーがバレエに反発して出来た当時の新しいダンス)を合体させました。

彼はバレエ出身でもあるし、モダンダンス自体がバレエに反発と言えどもバレエダンサーが開発したものなので、バレエの特徴を強く持ってます。

一度、下の動画を見てみて下さい。Jack Coleと、初代ウエストサイドストーリーキャスト、トニー賞2度受賞、ノミネート8度という伝説的ミュージカル女優Chita Rivera(チタ リベラ)のダンスです。

いかがでしたでしょうか?

<先ほどのジャズダンスの特徴>

  • 膝を曲げて前傾姿勢気味
  • 脚はパラレル
  • 細かくて速いステップ
  • 床にうつぶせになったりしゃがんだり…

かと思えば、

<バレエ特有の動き>

  • シェネターン
  • パドブレ(ステップ)
  • ポールドブラ(腕の動き)
  • シッソン(ジャンプ)

などなど…

社交時代のジャズダンスとバレエが見事に混ざっており、今のジャズダンスに一気に近づいたように見えませんでしょうか?

この革新的なスタイルは、ハリウッドやブロードウェイに熱狂的に受け入れられ、彼がそのキャストたちを指導し、現代に繋がるアメリカンショーダンスを築きました。

Jazzダンスがエンターテインメントにおける確固たる地位を取ったのです。

チタ リベラさんと私。

当時私が所属していたThe Victory Dance Projectというカンパニーの公演を観に来て下さった時のものです。

私は道化師みたい役だったのですが、それを大変気に入って下さり、終演後私を見つけるなり「ア゛ーーーーー!!!」と叫んで、お褒めの言葉を下さいました。

超超超大御所なのに全く気取らずフレンドリーで、とても素晴らしいお方でした。

▽ブロードウェイと言えば!のBob Fosse(ボブ フォッシー)

Jack Coleの影響を受けつつも、独自のセクシーなスタイルを取り入れたBob Fosse(ボブ フォッシー)。

あの有名な
“CHICAGO” 
”Cabaret” 
”All That Jazz”の振付師です。

少し丸めた背中、内に入った膝、ボーラーハット、フィンガースナップ、ジャズハンド。現在も使われていますね。実は彼が確立したスタイルだったのです。

このようにエンターテインメント界ではJack ColeやBob Fosse、その後彼らに影響された方々によって、シアタージャズ、つまり現在テーマパークやミュージカルで行われているダンスが形成されていきました。

シアタージャズよりもバレエの要素が強くなると、武富士のCMようなスタイルになりますね。

他にも、
ヒップホップジャズ、ファンクジャズ、リリカルジャズ、コンテンポラリージャズ、コマーシャルジャズ、、、

多すぎですよね。
でもね、良いんです。
なぜなら起源からそうだったように、

 

Jazzダンスとは

「その時人々が聞いていた(流行っていた)音楽に合わせて踊るダンス」

と言われていて、どんどん進化するものだからです。

 

なので、安室ちゃんや、国内外のアーティスト達の数々の人気アーティスト達のダンスが、Jazzダンスである事が多いのですね。

▽おわりに

いかがでしたでしょうか?
少しは、謎を解くお手伝いになりましたでしょうか??

正直歴史なんて知らなくてもJazzダンスは楽しいです!!観るのも踊るのも!

でも背景等を知ってると、観る側としても幅が広がってもっと楽しいかなとおもいます。

そして何より踊る側としては、もっと上手くなるにはどうしたら良いんだ!?という時にもっとリズムを感じてみるとか、昔のこまかいステップを入れてみるとか、アフリカンダンス習ってみる等すると、更に表現の幅が広がります。


Bob Fosseについて調べてみると、それぞれの動きの元を知る事が出来、もっとナチュラルにかっこよく踊れるようになるかもしれませんね☆

 

今日も長々とお読みいただきありがとうございます!

本日はこれにて失礼致します。

皆さま良い一日をお過ごしください!

 

Aika Takeshima.

7月 13, 2021 0 comment
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DANCE

バレエとは~宮廷ダンスからハードロックバレエまで~

by Aika Takeshima 4月 12, 2021
written by Aika Takeshima

こんにちは。
「一人でも多くの人が、もっと自由に、そして自分自身の可能性にどんどん気付いていってもらうことを使命とする、ダンスアーティスト/ライター/活動家」のアイカです。

タイトル写真(photo by Nina Wurtzel)は、Complexions Contemporary Ballet Companyのものです。後で紹介しますので、楽しみにしておいて下さいね。

実は私、小さい時にバレエをするかと親に言われていました。
娘には品よく育って欲しかったそうです。

しかし小さい時の私は、

「気持ち悪い!!」

と、速攻拒否したそうです。
(バレエダンサーの方々、申し訳ありません。じっとしていられない系キッズでした。)

今では本当に後悔しています。子供のころからやっていたら、もっとダンス上手くなっていたのになと!

ということで今回は、

  • バレエやダンスについてあまりご存知ではない方
  • 「もっと詳しく!歴史や、最新NYスタイルバレエについて知りたい!」という方
  • 昔の私の様に、全く興味の持てない方

どんな方にとっても分かりやすく、詳しく、また興味が出てくるような記事にしました。

「バレエの概要 ⇨ 歴史 ⇨現在のバレエ⇨今一番アツいバレエ団」

この順番でお話していきますので、是非ご覧ください!

目次

バレエとは 概要 ~こんなイメージ & 台詞要らず!?~

(パリ・オペラ座より)

<イメージ>

ダンスをされてない方でも、バレエといえばなんとなくのイメージはつくのではないでしょうか。

  • 爪先で立ってる
  • すごいターンやジャンプ
  • 軟体人間
  • うっとり惚れ惚れ美しいダンス
  • 王子様
  • 白鳥の湖
  • ピッタリタイツ、、、、などなど

こっちでなくて

ボリジョイバレエ

こっちですね。
(ボリショイバレエより)

  • 音楽
  • 衣装
  • 装飾
  • 独特のダンスメソッドをもった舞踊

バレエとは、これらを駆使した総合舞台芸術です。

細かい事を壮大に無視して言うと、

“台詞や歌がない代わりに、ダンスのみで行われるミュージカル”

という表現もありかと思います。イメージ的に。

動きの特徴は、
高く飛んだりたくさん回ったり、脚を高くキープしたり、
それでいて全ての所作、立ち姿どれをとっても高貴で優雅で繊細で美しい。

”人間離れの超越したテクニックと、究極の美を追求したダンス”とも言えます。

<身体で会話~マイム~>

そして他のダンスと大きく違うのは、作品に明確なストーリーがあり、台詞代わりになるマイム(ジェスチャーのこと)もある事です。
「私」「あなた」などはおそらく分かるでしょうが、「死ぬ」や「踊る」まで明確に存在するという事は、バレリーナやバレエファン以外の方々にはあまり知られていないのではないでしょうか。
例えばこちら⇩

バレエマイムリスト
バレエマイムリスト2

そして下の動画は、イギリスのロイヤルバレエ団のプリンシパル達によるマイムシーンのレクチャーです。実際に「白鳥の湖」の1シーンを使い、ものすごく分かりやすく美しくカジュアルに教えてくれていますので、是非ご覧ください!

これを見たら、
「バレエってよく分からないんだよね〜。」と思われていた方も、

「分かる!喋ってる!おもしろい!!ビューティフォー――!!」

となることでしょう☆

是非今日から、皆さんもこのバレエマイムを使って会話してみてください。喋らなくて良いので、ウィルス拡散防止にもなりますね☆

バレエの歴史

・大まかな流れ

“イタリアで生まれ、フランスで開花し、ロシアで成熟した”

バレエ歴史の流れ

これらは、バレエの歴史について語られる時によく使われる表現と、大まかな流れを図にしたものです。

ざっと歴史を振り返りたい時などに是非ご活用下さい☆

それでは以下で、一緒に詳しく見ていきましょう☆

詳しく書くとものすごい量になるので、今回はとりあえずどんな流れだったのかに重点を置き、人物名や年号などは省きます!

・起源 イタリア⇒フランス

bassedance

⇧Bassedance⇧

ballo

⇧Ballo⇧

15世紀ルネッサンス時にイタリアで行われていた宮廷ダンス(Bassedanceという、ゆっくりと床を滑るように歩くダンス)が進化し、バロ(Ballo)と呼ばれる、より軽やかなダンスらしいダンスになりました。

そして16世紀中頃、バロ大好きイタリア人お嬢様がフランス王と結婚。(フランスでは現在の英語表記と同じBalletと呼ばれました。)

お嬢様が頻繁に舞踏会を開催したため、フランスでバレエがとんどん栄えていきました。

 

そして今度はバレエ大好き、踊る王様ルイ14世(⇩写真)の力によって、17世紀末から立て続けにオペラ座と王立音楽アカデミーが作られ、バレエがどんどん発展していきました。

踊る王様太陽王ルイ14世

・ロマン主義時代のバレエ in フランス 19世紀前半

ジゼル

(ジゼル第二幕  The corps of Paris Opera Ballet   Photo: Sébastien Mathé)

フランスでのバレエの発展に伴い、技術も磨かれていき、ポワントシューズを履いて踊る技法がここで生まれました。

そして19世紀前半は社会の流れと同様に、バレエ界も自由と神秘的なものに重きをおくロマン主義に大いに影響されました。幻想的なもの、エキゾチックな作風が生まれ、丈の長いチュチュで踊られました。

これが、ロマンティックバレエといわれるものです。
代表作:「ジゼル」

その後ロマン主義の衰退やバレエの低俗化、またオペラ座の火災の影響により、フランスでのバレエは衰退していきました。

・クラシックバレエ in ロシア 19世紀後半

bolisioiballet

(ボリショイバレエより。)

ロシアでは18世紀にバレエが入ってきてから、国のサポートもありバレエは栄え続けていました。
そんな時に、バレエが衰退したフランスから優秀なダンサーや振付師が流れてきた(引き抜きもあった)ことで、勢いが加速。バレエ の中心はロシアに。

ロマンティックバレエよりもダンスそのものの美しさと技巧を重視し、チュチュが短くなり脚の可動域が広がりました。ポアントシューズでの32回転が出来るようになったのもこの頃です。

演劇の部分とダンスの部分を分け、特にダンスの部分を重視。
グラン・パ・ド・ドゥ(*)形式が確立されました。
この時代に出来たスタイルを、クラシックバレエと言います。

代表作:「眠れる森の美女」「白鳥の湖」」「くるみ割り人形」

*グラン・パ・ド・ドゥ:
主役男女による、“スローダンス⇨男性ソロ⇨女性ソロ⇨男女交互の技術の見せ場”の一連の流れ

▽一般的に言われているバレエとは、この時代までのバレエです。伝統芸能継承という感覚が近く、それぞれの所作や動きに細かい決まりがあり、守ることが重要です。

振付、曲、衣装が変えられることはありません。

ここが、オリジナリティや新しいフリ、新しい曲探しを追求するストリートダンサーからすると一番びっくりするところかもしれません。しかしバレエとはこのように決められた形式の中でいかに美しさを出すか、というところを追求しているのです。

▽しかしこの時代以降、バレエもそれぞれオリジナリティや新しさを追求し、どんどん個性的になっていきます。

・バレエの多様化。ネオクラシック20世紀

ネオクラシックバレエApollo

“APOLLO” BY ジョージ・バランシン

上記のクラシックバレエ時代を通ってきた優秀なダンサー、振付家達の中に、

「新しい事をしたい!」

「ちょっとバレエってドラマチック過ぎない!?」

「衣装とか振付とか、ちょっとやり過ぎ!」

という、今までのバレエに反対する人が出てきました。

そして、バレエのテクニックはしっかりと継承しつつも、作品自体はそれまでのバレエ界の常識を取っ払い、抽象的であり、曲も振付も自由で、シンプルな衣装が好まれる作品が生まれ始めました。

そして、より体の動きの美しさが際立つようになりました。

(日本ではモダンバレエとも呼ばれます。)

代表的な人物:
セルゲイ・ディアギレフ(Sergei Diaghilevプロデューサー)
ミシェル・フォーキン(Michel Fokine振付家)
ジョージ・バランシン(George Balanchine振付家)

上記の動画を見て頂くと、それまでのバレエと全く違うのがお分かり頂けるかと思います。装飾などもまったくなくとてもシンプルですね!

この辺から、”コンテンポラリー”や”モダン”など、定義が難しいものが絡まってきますが、詳しいことはまた別記事にします。今は、

<ネオクラシック(モダン)バレエ>
クラシックバレエへの反対から生まれた新しいバレエ(基礎はバレエのテクニック)

<モダンダンス>
クラシックバレエへの反対から生まれた新しいダンス(バレエのテクニックではない)

<コンテンポラリーバレエ>
クラシックバレエ×新しいもの
と思っておいて下さい。

バレエの更なる多様化。コンテンポラリーバレエ 20世紀~現在

hiplet ベンツ

Hiplet Ballerinas (メルセデスベンツのCMより)

実はネオクラシックバレエより少し前に、同じようにバレエへの反対から生まれた、バレエとは全く違うモダンダンスというものがあります。

クラシックバレエがこのモダンダンスに出会ったことで、コンテンポラリーバレエが生まれました。

そしてこのコンテンポラリーバレエは、ネオクラシックバレエよりもっと自由さと個性があります。

代表的なカンパニー:
Alonzo King LINES Ballet
Ballet BC
Complexions Contemporary Ballet

いつの時代も芸術家たちは、
”もっと良いもの!美しいもの!個性的なもの!自分というものを表現できる方法!”を求めるものです。
もちろんバレエもまた然りで、今ではなんとクラシックバレエ×ヒップホップなんかも生まれています!HiphopとBalletを足して、Hipletです。

メルセデスベンツのCM⇩にも起用されています。

Hiplet Ballerinas  By Chicago Multi Cultural Dance Center 

今一番HOTでCOOLでYES!WOW!!なイケてるコンテンポラリーバレエ団

complexions

最後に、今一番最先端でアツイのではと思っているコンテンポラリーバレエ団を紹介させて頂こうと思います。

それは、今回のタイトル写真にもなっているコンプレクションズコンテンポラリーバレエであります。Complexions Contemporary Ballet

complexions 日本人ダンサー

(カンパニー唯一の日本人ダンサー杉村英里子  photo by Justin Chao)

ブラックレザーパンツ!

目もと黒囲みダークアイシャドーメイク!

ヌーディーな口紅!

髪型ポンパドール!

笑顔どころかガンッガンににらみつけてきてる!!

皆さんCMなどでもご存じのレニー・クラヴィッツの名曲
”Are You Gonna Go My Way” (邦題:”自由への疾走”)や、

デイビッドボウイの曲”スターダスト”で踊ったり! 

その他にもラップの曲を使ったりと、とにかく斬新。
かと思えばクラシックの曲で美しく踊る。。
そしてどのような曲であっても、作品それぞれにメッセージ、ストーリーが込められています。

つまりこのカンパニーを一言で表しますと、

今時で超破天荒なんだけども、
バレエの美しさ、品の良さ、伝統も忘れていない、
なんとも絶妙なバランスをもったカンパニー。

となります。

また写真の通り人種が関係ないのはもちろんのこと、
ダンサーそれぞれの個性、たとえば身長の高い/低いも、それぞれの個性としてうまく舞台上で活かされているところも、人気のひとつです。
(例えば小さな男性ダンサーを大きな男性ダンサー達がリフトし続けたり。)

バレエって、普通は座席にお上品に座ってみるものだと思いますが、このカンパニーの公演では思わず立ち上がって、

「フォー!!!」

と言ってしまいそうになります。

というか、実際に観客の皆さん叫んでいます。

日本にもこのようなバレエがあれば、あらゆる人がバレエを見るきっかけになり、色んなジャンルのダンサーだけでなく一般の人々同士の交流も生まれ、日本の芸術レベルがあがるきっかけにもなるでしょう。

そして私のように、

「バレエなんて気持ち悪い!」

と言って、将来後悔する子供たちを減らす事が出来るでしょう!!!

 

その為、私も普及活動がんばります!

本日も長々と最後までお付き合い頂きありがとうございます!

それでは皆さん本日もお元気で!

Aika.

4月 12, 2021 0 comment
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ARTDANCE

日•米•伊コラボダンスフィルム”HOME” ~あなたのHOMEは、あなた自身の中にある。~

by Aika Takeshima 3月 15, 2021
written by Aika Takeshima

目次

「自分を信じて。諦めなければ大丈夫。

光は、あなたの”HOME”は、あなた自身の中にある。」

この暗いコロナ状況下に、そんな力や希望を与える日•米•伊コラボレーションダンスフィルム。

コロナパンデミックにより、多くの人にとって辛い状況が続いています。ワクチンが出来たといえども実際の光は見えず、元通りの生活になるのはまだ先。変異ウイルスにより、世界では1年前の様な厳しいロックダウンが始まった所も増えてきました。(2021年3月15日現在)
大切な家族に会えない日々や、仕事・事業への不安が続き、辛さが増してきている方々もたくさんいらっしゃると思います。



そこで、

「少しでも、希望を持って欲しい。」

そんな思いもあり、
イタリア人監督:Sara Pizzi (写真中央)
アメリカ人ビデオグラファー:Rebecca Marcela Oviatt (写真右)
日本人パフォーマー:私。武島アイカ
の3人がダンスフィルム”HOME”を制作致しました。

本記事は、この作品について行われたQ&Aライブインタビューの和訳まとめとなります。
私達の想いだけではなく、
・どのように指揮したのか(監督視点)
・どのように踊ったのか(パフォーマー視点)
・どのように撮ったのか(カメラマン視点)について、
そして、制作中の困難やちょっとしたハプニングなどの裏話も盛り込まれています☆
(動画のリンクはこの記事の一番下にあります。)

監督の想い

Sara Pizzi

歌詞は一見すごく悲しく見えるのですが、実はすごく希望に満ちているんです。

“未来のない、全てが死んだように見える辛い時期や人生、希望の無い、空っぽのストリートで迷子、家も無い。過去の記憶でさえもぼやけていて、星たちももはや輝いていない。”

などなど。。。とても悲しいですよね?(^^;)
でも、歌詞にはこうも書かれているんです。

”でもまだ希望はここにある。私達の内側にはね、夢たちが生きていて、輝いていて、温かい場所が。たくさんの道がある場所が。”

言い換えると、
たとえ外から見たら不可能に見えることでも、自分自身と自分の夢を信じて諦めなければ、希望があって、うまくいくはず。

また、自分の部屋なのにもはや心地良く感じなくなって、自分の家じゃないように思えたり。鏡に映る自分が何だか知らない人みたいで、自分が何者か分からんくなったり。そういう時も、自分自身の内側の深い所を見てみたら、答えが見えてくる。なぜなら、私達は自分で思ってるよりももっと強くて、深い所では、自分が何が欲しいのか分かっているから。

つまり、自分自身の深いところ、本当の自分を信じてさえいれば、外に居場所を求めたり、外の声(人からの批評とか)なんて関係なく、安心して自分自身でいられる。

なので、この作品の名前を、”HOME”としました。

なぜなら”HOME”とは、

・自分らしくいられる自分の居場所
・夢がある場所
・外で何かあったとしても守られている、安全だと思える場所
・温かい場所

と私は思っているからです。

たとえ辛くても、あなたの”HOME”に戻っておいで。ありのままの自分で、自分を信じて、その道のりを信じて。

パフォーマーの想い

“幸せになるためには場所とか環境なんて、関係ない。自分の中に、ちっちゃいけど、何か強い”自分”があれば、自分次第で、どこでも幸せになれる。”

私はこの人生(コロナパンデック中でも)の中で、生きるのには十分なお金もあって、才能もあって、綺麗な心を持っているにも関わらず、希望を失い、深く落ち込み始める人々をたくさん見てきました。中には人生が破滅的になってしまったり、自ら命を落とす人も。

と同時に、お金もキャリアも無いのに至って大丈夫そうで、なんなら進化というかより良い人生を築き上げていっている人も見てきました。

ということはつまり、大事なのはお金や環境などの外的要因ではなくて、もっと内側にある、何かコア中のコア中のコア中のコア中の”自分”なんです。
その”自分”というのは、物事の考え方であったり、自分の中にある何か(情熱、炎、夢、自尊心、自愛、ちっちゃいおっさん笑etc.)。
例え悪い事でも、自分のより良い人生の為の貴重な経験として、全てを取り入れる事が出来る柔軟な考え方を持っていれば、きっと大丈夫。ハッピーになれます。
自分自身の中に、はっきりとした何かを見つければ、きっと大丈夫。ハッピーになれます。
なので、
「場所とか、その他の状況、環境なんてのは関係ない。」

ということを表現する為にこの作品を手掛けました。

見て下さった方が、
”やろうと思えば、どこでも楽しめるんだな!”
”かっこつけなくても、無理しなくても良いのかもしれないな。”
と感じたり、
単純に見ていて落ち着いたり、リラックス出来たり、遊び心が芽生えてきたり、楽しくなったり、子供時代の事を思い出したり、、、、
とりあえず何かポジティブなもの(メッセージやフィーリングなど)を、この作品から受け取って頂けたらと願っています。

そして、それらを是非、皆様自身の”HOME”に持ち帰って頂けたらと思っております。

ロケーション選びの背景。なぜ都会と自然の2つ?

監督の理由

個人的に対比が好きなのと、このパンデミック中に家の中で作られた作品をたくさん見てきたので、違う事がしたかったという理由もありますが、もっとディープな理由があります。
今年(2020年)、たくさんの人が落ち着く為や自分自身を見つけたり取り戻す為に、ニューヨーク市内から郊外の大自然に行く様子を見ました。

しかし、いつかは必ず、皆市内にある自分の”HOME”に帰って来なければなりません。なぜならそこに自分達の仕事や家族や友達が存在するからです。
じゃあ一体、私達の本当の”HOME”って、何なの?人間も動物であり、元々は自然界の生き物。だから、自然?それとも、自分の人生を築き上げてきた、市内?
私はこの答えを、この曲の中に見つけました。
それはつまり、何があっても、どこにいても、あなたは”HOME’”にいるということ。なぜなら、あなた自身が、あなたの”HOME”だから。
”HOME”は、自分の外側ではなく、いつも自分の中にあるのです。
ですので、都会と自然の2つの場所を使い、どこにいても自分のいる所が自分の”HOME”とうことを表現しました。

撮影地
都会:ニューヨーク市内、ウォール街エリア。
自然:ニューヨークの郊外、カナダにも近い北の方。

パフォーマーの理由

このパンデミック中、私も非常に多くの人が自然のある場所に行って写真やビデオを投稿しているのを見ました。多くのアーティスト達も、素晴らしい自然の風景を背景にした作品をたくさん作っていました。

”生き返る~!”
”気持ちいい~!”
”幸せ~!”

などなど、皆とっても楽しそうで、幸せを存分にかみしめているように見えました。
皆ずっっと自分の部屋にこもっていただろうし、外に出れるようになってもソーシャルディスタンスを守らなければいけないので、大自然に行くのは最適だと私も思います。

しかし、そこに私は疑問を感じ始めていたのです。
”それだけが、幸せになる/感じる唯一の方法なの?”
”幸せになる/感じるのって、自分の小さな部屋では出来ないのかな?”
”そもそも場所って、関係あるのかな?”

なぜなら私は、”全ては自分次第。”と強く信じているからです。

場所というのは、お金や社会的地位や学歴のように、外的要因の一つに過ぎません。もちろん私達のことを助けてはくれるけど、”自分自身”ではありません。
お金持ちなのにハッピーじゃない人もいれば、かなり貧乏でもハッピーな人もいる。
そして、先述の「私の想い」に繋がります。
“場所や環境に人生を決めさせないように。”という思いを込めて、ロケーションを2つ以上と希望しました。

あとは、単純に人と同じ事をするのが好きではないので、大自然のみを背景にするのを避けたかったという理由もあります。

パフォーマーへの質問

Q1.「どうやって踊っていたのか。振付はあったのか?」

全てインプロビゼーション(即興)です。振付は一切ありません。
視界に入ってくるものなど、自分の周りにあるもの全てを取り入れて、次のムーブメントへのインスピレーションにしていました。
そしてとにかく全力で自分の周りのものを楽しむようにしていました。
ありのままの自分で、かっこつけたり、良く見せようとする努力一切無しで、どこでも何とでも楽しめる自分を表現しました。

Q2.「ダンサーとかじゃなく至って普通の人が動いているだけのようにも見えるんだけど、でもテクニックがしっかりあって、彼女の動きから自由を感じます。なのでとても独特で、何のジャンルなのか私には全く識別できないのですが、どんなダンス経歴なのですか?」

ロッキングダンスから始め、その後ヒップホップ、ポッピング、ブレイクダンス、ハウスなどストリートダンス全般、22歳から本格的にバレエ、ジャズ。
そしてニューヨークに来てからコンテンポラリーダンスを始め、インプロビゼーション(即興)や、もっと演劇に近いスタイルにも出会いました。
また、先述の様に私自身のゴールが、人々にありのままの自分で、自由に、生きやすく、幸せになってもらう事です。
ですので、超絶フリーダムに、リズムやアイソレーションだけでなく、フロアワークや身体を繋げて大きく踊ったり、且つ普通の人に近い動き、大げさではない今現在のフィーリングを表現するスタイルになったのだと思います。

Q3.「監督のSaraとの創作はどうでしたか?」

彼女は的確で良い意味で細かい指示をくれるのですが、パフォーマーの私やカメラマンのRebeccaにも創作、意見、アイデアを入れる余地を存分に与えてくれます。彼女自身、アーティストを尊重しており、とても柔軟で、色んなアイデアを取り入れたいタイプのようです。なので、私としてはすごくやりやすかったです。「オッケー!これとこれとこれとこれさえ守ってたら、後は自由にやって良いんやね!?了解!」という感じです。
自由にさせてもらい過ぎて、カメラが回っていない時や監督とカメラマンが話し合っている時等、隙あらばどこかに踊りに行ってしまい、

「アイカ~!どこ行った~!?戻ってこ~い!!」

と叫ばれることもありました笑

カメラマンへの質問

Q1.「制作において、チャレンジングだったことは?」

・たくさんのシーンがあるので、全体的なライトのバランスを上手く合わせること
・背景に映り込む周りの人々や風景を、どのように上手くアーティスティックに取り入れるかということ
・あちこちに自由奔放に飛び回るアイカに追いつくこと。

「カメラマンとして、常に何にでも対応できる準備をしています。特に知らないダンサーの場合は事前にそのダンサーの動画を見て、どのような動きをしてくるのかをなるべく予測出来るようにしています。アイカの事はよく知っていましたが、あまりにも飛んで転がって動き回る為、なるべくワイドショットにして彼女の全身が映るようにしました。」
「監督が私に自由をくれつつも、具体的な指示はしっかりくれていたので、アイカの突拍子のない動きが良い意味でのサプライズとなり、作品を映えさせてくれました。もし監督も自由で即興だったら私のカメラワークも自由で即興となり、皆が自由過ぎて、はちゃめちゃになっていたと思います(笑)。」

Q2.「監督Saraとの創作はどうでしたか?」

私自身、普段はカメラも監督や構成も全て一人で手掛ける事が多いので、今回、私のお尻を叩いてくれるサラを監督に持った事はとても良い経験になりました。
私はリスクテイカーなタイプではないので、”これは難しそう/複雑そう”と思った事はあまりやりません。しかしサラもアイカもとてもリスクテイカーで、”私はこれが欲しいの!だからやろう!”という意気込みがすごいのです(笑)。なので、私が彼女たちのレベルに合わせざるを得ず(笑)、私だけだったらやってみてもいないような事に挑戦してみる、自分の枠から抜け出す、良い機会となりました。

Q3.「使用したカメラについて教えて下さい。」

何より、今回始めて使用したドローンの持つたくさんの可能性にとてもインスパイアされました。今までとは全く違う、新しい視点。現在はまだ多くがコマーシャル的な(商業的な、”なんかカッコいい”感じ)使われ方ですが、もっともっとアーティスティックな使い方を見出していきたいなと思い、ワクワクしています。

終わりに

以上が、Q&Aライブインタビューのまとめ和訳となります。

公式・作品説明&込められたメッセージは、こちらのページをご覧ください。

心理学者の方から2歳児の赤ちゃんまで、多くの方々から良いご感想、ご意見を頂いております。是非とも、更に一人でも多くの方のポジティブなエネルギーになれば、肩の力を抜いて、生きやすくなるお力になればと願っております。

もし良いね!と感じられましたら、こちらの動画や記事のシェアの程、よろしくお願い申し上げます。

本日もありがとうございました☆

Aika.

Q&Aライブ動画はこちらをクリック

3月 15, 2021 0 comment
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Aika Takeshima 武島アイカ

Dance artist, and certified DEI practitioner with the mission to help people find more freedom and possibilities in themselves using my movements, words, and passion. 一人でも多くの人が、もっと自由に、そして自分自身の可能性にどんどん気付いていってもらうことを使命とする、ダンスアーティスト/認定DEIプラクティショナー。自身の身体と、言葉と、パッションを用いて。

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